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後継者の選定
日本人は外国の方と比べ、家業を譲るという意識が強い傾向があります。中には、無理にご子息を後継者に据えるという方向性だけで検討される方がいます。しかし、経営は経営者の能力(特に意欲)がなければ、決してうまくいくものではありません。
会社の存続は、経営の核を担う社長の選定にかかってきます。社長の選定は、今後の事業の行く末を大きく左右します。その選択肢によって、取り組むべき課題が異なるため、方向性をできるだけ早く明確にしたいものです。私利私欲を捨て、事業にとって一番良いと思われる選択ができたら、勇退への第一歩となります。事業承継のスキームは、後から考えても遅くはありません。
社長のおもいをつなぐのが後継者
事業承継は、コミュニケーションです。ご子息なり第三者なり、相手方が必ず存在するので、残念ながら、お互いが100%満足することはありません。何事も、自分のことだけを考えていては、まとまる話もまとまらないものです。これは、事業承継でも同じです。大切なことは、「事業にとってどうなのか」という視点を持つことです。
そもそも、社長のおもいをつなぐのが後継者です。愛情をもって接することで、後継者との信頼関係を構築するのが先決です。共感がなければ、社長は満足感を得ることができません。事業承継の成功を目指すのではなく、互いが満足することに意識を注力することが大切です。
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